「未成年者取消権(未成年取消権)」とは、未成年者が法定代理人の同意を得ずに行った法律行為を取り消すことができる権利です。
未成年者は判断能力が十分でないため、契約などの法律行為をする際には法定代理人の同意が必要とされています。法定代理人の同意を得ずにした未成年者の法律行為は、原則として本人または法定代理人が取り消すことができます。
未成年者取消権を行使すれば、契約に基づく代金の支払義務がなくなるほか、すでに支払った代金の返金を求めることもできます。
契約を取り消した後も請求が続く場合や、業者に返金を拒否された場合は、弁護士や行政の窓口に相談しましょう。
■参考
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