不実告知とは、事業者が法律で決められた、一定の重要な事項について消費者にうそを言うことです。消費者契約法では、不実告知により、消費者が勘違いをして契約を結んだ場合には当該契約を取り消すことができると規定されています。
不実告知にあたる例としては、以下のようなケースが挙げられます。
- 「膝の痛みが治る」と言われて健康食品を購入したものの、実際にはそのような効果はなかった
- 事故車でないことを確認して中古車を購入したものの、後日整備に出したら事故車であることが判明した
- 中古住宅を購入する際に業者から「築5年である」との説明を受けて契約を締結したところ、実際には築10年の物件であることが判明した
- 「この機械を設置すると電気代が安くなる」と説明されて購入したものの、実際にはそのような効果はなかった
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